自然に囲まれたNY北部に住む日本人が、現地の習慣や価値観等、日本とのあらゆる違いを紹介します。アメリカ留学、移住、旅行等、アメリカに興味のある人向けです。

映画Frozenのアメリカでの影響

映画Frozen(アナと雪の女王)は、映画公開後もその人気が続いている。アカデミー賞他様々な賞を受賞したり、世界中で1.3億ドルの興行収入を得たり、動員人数を塗り替えたりと、早くも白雪姫やシンデレラ等と並ぶクラシックスの仲間入りしたと、公開後すぐから言われたものだ。
近くのWalmartやTarget, Kohl's等のスーパーや衣料店に行けば、Frozenのおもちゃやスナック、ドレス等の衣料やグッズがたくさん見受けられる。あらゆるおもちゃだけでなく、雑貨、文房具、食器、お菓子、衣類等、Frozenグッズは大量に売られている。衣料で言えば、主人公のアナとエルサのドレスが300万枚売れた等、アメリカでも大人気である。
公開後のアメリカのハロウィンでは、小さな女の子の多くはアナかエルサのドレスを着て、近所を歩いたものだ。Trick or Treatとして近所の家を練り歩く時や、関連イベント等では、どこもかしこもアナかエルサのコスチュームを着た子がいて、面白かった。
家の近くでは、アイスクリーム店やスポーツジム等どこかでイベントがある際、また子供の誕生日会をする際等、そういう専門の会社からアナやエルサの服とまとった大人のモデル女性がイベントとして雇われる事があり、何度もアナやエルサの女性を見た。そして彼女らが訪れるイベントには多くの子供が集まり、皆にハグされたり、写真を撮られたりと盛況である。近所のアイスクリーム店にアナとエルサが来たイベントでは、行列嫌いのアメリカ人であっても1時間程の行列で、客としても経済効果が素晴らしい事を実感させられる程であった。