自然に囲まれたNY北部に住む日本人が、現地の習慣や価値観等、日本とのあらゆる違いを紹介します。アメリカ留学、移住、旅行等、アメリカに興味のある人向けです。

海外永住の子供に日本語読み書きを教える その1

アメリカ永住し、ハーフの子供がいるが、子供にどう日本語を教えるか?言語は英語のみでよいとされる方もおられるが、私の場合、英語日本語両方を子供に習得して欲しい。そして特に大変なのは、日本語の「読み書き」をどう教えるかである。片親でも日本人であり、子供に日本語で接する環境であれば、それなりに日本語による会話はできるようになる。それにより聞く話すはできるが、読み書きについては、私は別物と考えている。
ハワイにいた頃は、日系人の友人が多くいた。彼らはジョン川口などと、日本人の苗字とアメリカ人のファーストネームを持ち、母国語はたいてい英語だ。日本語も話せるが、読み書きは総じてネイティブ日本人と同レベルではない印象だった。30、40歳を越えても、漢字を滅多に使わず(使えず)、小学生のような日本語の字体であった。それは日本語の読み書きの機会、また日本語を書く必要自体ほとんどなかったからかもしれない。
読み書きの習得は、大人になってからではより大変なので、小さいうちから、できれば生まれる前からどう教えるか道筋を立てるのも手だ。周りに日本語を話す人や、日本語学校があれば大きな助けとなるが、そういう環境ではなかったので、私は100%の割合で子供に日本語で話し、寝る前によく日本語の本を読んであげた他に、日本語のTVチャンネルを導入しよく見させた。これでさしあたりの日本語で聞く話す環境を整備した(つもりでいた)。
そして問題の読み書きの環境整備である。私は国語の教員免許保持者でもない、単なるアメリカ永住する日本人であるので、子供にどう日本語の読み書きを習得させるかは大変骨の折れる重労働に感じた(今もそうだが)。とにもかくにも、幼児のうちから、母国語(英語)は妻から、日本語は私により読み書きを教え続けた。母国語自体定まっていないような頃から、二ヶ国語同時に教えるのはどうか、という記事を昔見た記憶があるが、赤ちゃんから幼児にかけてのいわゆる言語習得の黄金期間を使わない手はなかったので、3歳頃から既にひらがな、カタカナを教え、5歳には小学一年生の漢字80字と、短文読解を始めた記憶がある。次回に続く。