自然に囲まれたNY北部に住む日本人が、現地の習慣や価値観等、日本とのあらゆる違いを紹介します。アメリカ留学、移住、旅行等、アメリカに興味のある人向けです。

アメリカの水は飲めるか?

水道水が飲める国は、世界で10カ国程度だと言われる。アメリカの水道水はどうかというと、経験上一応飲む事ができる。
ハワイに住んでいた頃は、問題なく水が飲めた。不満は特になかった。また現在住むニューヨークではどうかと言うと、こちらも飲める。ただ、お湯を出してグラスに入れてみると、お湯が透明でない事がある。空気がやけに入っているというか、濁っていると言う感じだが、しばらくすると透明に変わる。
そして水道水を水でもお湯でも飲んでみると、カルキっぽい味がすることもある。気にならない程度かもしれないが、敏感な人ならば日本の水道水とやや違う味がするかと思う。グラスの底にカルシウムか何か小さい物が沈着してしているように見える時もある。概して、店で買うミネラルウォーターとはいくらか違う気がする。
なおバルト三国のラトビアという国に昔旅行した際は、水道水はやや黄色かった。滞在した友人宅では、大きなポットに水を入れ、しばらく置いてから飲料水として使用していた。
アメリカの水道水は、場所により日本のようにほぼ完全な無味無臭ほどではないかもしれない。飲めることは飲め、慣れればたいしたことはないかもしれないが、 気になる人は店でミネラルウォーターを買うのも手である。安価で1ダース、2ダース単位で売られていて、多くの人が買っているのをよく見る。