自然に囲まれたNY北部に住む日本人が、現地の習慣や価値観等、日本とのあらゆる違いを紹介します。アメリカ留学、移住、旅行等、アメリカに興味のある人向けです。

ソファーベッド

今回はソファーベッドについて書いてみる。日本でどれくらい普及しているか分からないが、日本の住宅事情を鑑みればこれからも普及していくかもしれないが、アメリカでは一般的によく見かける。
リビングルームでくつろぐためによくある2、3人掛けのソファーは、ベッドにもなる。外見を見れば立派なソファーでも、座るクッションを取り、中にある取っ手を引けばダブルサイズのベッドになるソファーベッドは多い。地域の寝具店に行けば、様々なソファーベッドが売られている。値段はピンキリで、数百ドルの簡易なものもあれば、数千ドルはする大きく豪華なものもある。
私の家にもソファーベッドがあるが、寝心地はどうかと言うと、普通のベッドに比べあまりよくない。あくまでゲスト用や臨時用に寝るためであるのか、数本の鉄骨とそれを覆うシートの上に、薄っぺらいマットが収納されているだけで、その上にシーツだけを引いて横になると、背中が痛む。付属品であるその薄っぺらいマットの上に、自分でさらにマットを敷き、そして枕と掛け布団を用意しないと私は寝づらく感じる。
昔ラトビアに住む友人宅を訪問した際、2部屋で夫婦と子供4人と祖母の7人が住んでおり、全員が普段からソファーベッドで寝ていたのを思い出す。
部屋が狭い場合や泊まるゲストが多い場合は使い勝手がいいが、それ以外は私は単にソファーとして使用しているのみである。