自然に囲まれたNY北部に住む日本人が、現地の習慣や価値観等、日本とのあらゆる違いを紹介します。アメリカ留学、移住、旅行等、アメリカに興味のある人向けです。

クリスマスイブの夜の過ごし方

12月24日クリスマスイブの夜は、一年で最もカップルがセックスする6時間などと言われるが、アメリカではどうかというと、それほどではないと思う。
理由はいくつかあり、まずアメリカでは日本のようなたくさんのラブホテルなどなく、特にカップル同士が2人きりで邪魔されないような場所が限られてくる。親が旅行や祖父母の家に出かけた際の家や、モーテル程度しか一般的にない。ラブホテルというもの自体アメリカにはほとんどないからだ。
またクリスマスは国民の祝日で休みであり、その前後は学校も仕事もたいてい休みのため、家に誰かがいて2人きりで過ごすことが難しい。
カップルの内片方でも一人暮らしなら、2人きりの場所と時間が確保できるが、それでもクリスマス(イブ)=セックスの日のような発想はアメリカ人にはない。その日は特に恋人と一緒にいなければならない、ということはない。
クリスマスの期間は、離れた場所に住む親や祖父母の家に訪れ、大量のクリスマスプレゼントをもらいあい、一緒に食事をするのが一般的であるからだ。
しいて言うならば、新年を迎えるカウントダウンをして深夜0時になれば、恋愛関係、夫婦関係でない異性とキスしてもOKという習慣はアメリカにはある。たいていカウントダウン用のパーティやバーなどで、見知らぬ人同士、知っているけれどそういう関係でない同士でも、キスしてもその場限りは構わない。中には気になる異性や意中の人とあえてキスができるよう、その時間、その場に居合わすよう準備する人もいるにはいる。