自然に囲まれたNY北部に住む日本人が、現地の習慣や価値観等、日本とのあらゆる違いを紹介します。アメリカ留学、移住、旅行等、アメリカに興味のある人向けです。

kgとポンドの計算方法

アメリカで生活していると、重さの表記がkgでなくlbs(パウンド。ポンド)であるので、慣れるまでに時間がかかった。日本ではプロレスや格闘技などで選手の重量をパウンドで聞くくらいかもしれないが、それ以外ではまず聞かなかったからだ。アメリカで買い物時や、体重計に乗る時、郵便を送る時なども、kg表示はなく、ポンドかオンスしかない。
1ポンドは、0.454kgであるが、日々の日常生活でいちいち計算機を持って換算するわけにはいかない。私は1ポンドは0.5kgと単純に考えている。つまり1ポンドはペットボトル1個分程度のイメージでいる。
慣れればそれなりに大したことではなくなるが、スーパーで1lb$2.99などと値札であるのを見て、もっと欲しい時や、例えばにんにくなど1lbも欲しくない時は、300g買うならいくらか、などと頭で計算せずに、まず欲しい分だけ計りに自分で置いて、出た金額を見てから買うかどうか判断することもある。 そうすればいちいち重さの計算をする必要がないからだ。
1lbで500gのイメージで、量が大きい時はそこから気持ちちょっと少な目で計算、というおおざっぱでやり方で、今までやってこれているのが現状だ。

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アメリカで見る高級車

ラスベガスのカジノ中心街に行くと、フェラーリやポルシェなど高級車をよく見かけたが、私が住んでいるニューヨーク北部の田舎町であっても、コンバーチブル、クラシックカー、スポーツカーなどを時々見かける。50代のアメリカの友人が新車のコンバーチブルカーを購入した際は、大きなおもちゃを買ったよ、 と言っていた。
印象としては、子供も成人しお金に余裕が出てきた世代が、自分用に楽しむためにこうした値の張る車を購入している気がする。彼らは日本人ほど海外旅行しないし、30年ローンまでしなくとも土地と家を購入しやすいからかもしれない。
コンバーチブル、クラシックカー、スポーツカーとも、その多くが屋根を取っ払いオープンカーとして走行できる。アメリカでこの種の車を走ると気持ちがいい。少し郊外に出れば、渋滞のないだだっ広い一本道がよくあり、そこを風を受け快適なスピードで走ると確かに気持ちがいい。独特のエンジン音が体深くまで振動してくるような感覚は一般セダン車では味わえない。
さらにかなり昔F1レースで走っていたようなレース仕様の車や、60年代、70年代製のキャデラックなどの横幅のあるアメ車なども時々見かける。概してそんな高級車は手入れが行き届いていて、走るのを楽しみ、持ち主が大事にしているのが見て取れる。

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アメリカの中古衣類店

日本でも衣類の中古店はある程度見られるが、アメリカでもそれはよく見かける。
いわゆるThrift shop, charity shopと呼ばれ、広大な店内に、大量の中古の衣類が売られている。
Goodwill, Saversなどといった中古衣類の店をアメリカではよく見かけ、衣類だけでなく、中古の本、家電機器、食器、家具、日用品、寝具やおもちゃなども売っている。下着や靴や靴下までもが中古として売られている。
また日本人の私からすると、こうした店で売られている衣類はたいてい大きいサイズのもので、気に入ったデザインの服があっても、日本で言うMやLサイズであるとは限らない。体が大きいアメリカ人が着古したものだからだ。
こうした店は、たいてい一般人からの品物を受け取る別の入り口があり、そこで人々は着古した服などを渡す。基本は無料で引き渡す。タダで受け取った店はそれらを有償で売るのだから、いい商売である。
ラルフローレン子供服ベビー服専門ショップのラルファニア

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モンスタートラック

アメリカではモンスタートラックという、背丈ほどある巨大なタイヤをつけて改造した、高さ数mもあるトラックが人気である。TV放送もしばしばあり、その巨大トラックが専用のエリアで一般車をぺしゃんこに踏み潰したり、坂からジャンプして、横転するギリギリで着地する、そんなパワフルさ、豪快さがウケている。
子供のおもちゃでもモンスタートラックは人気である。やはり一回りも二回りも大きいこの車のおもちゃで、他の小さいミニカーなどを弾き飛ばして遊ぶアメリカの子供は多い。壊したり、潰したり、弾き飛ばしたりと豪快なことが好きなアメリカ人気質は、こうしたところからも子供に受け継がれている気がして興味深い。
小学館アカデミー

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ユニークな子供の名前

子供にどんな名前をつけるか、どの国の親も頭を悩ますところだが、アメリカでは日本でほとんど例を見ない、ユニークな名前がつけられることが多い。それは、父親と同じ名前である。
日本人の親が、息子に父親と同じ名前をつけるのは、今の時代ほとんどないかと思う。しかしアメリカでは今もそれはよく行われる。父親がマイケルで、息子もマイケルである。なお母親が娘に同じ名前をつけるケースはそれほど多くはない。同じ名前を子供につけるということは、それだけ父が偉大か、父のように立派になって欲しいという願いが込められたり、祖先からたいてい同じ名前が代々引き継がれている場合もある。
家庭内で互いにどう呼ぶかなど、同じ名前であるゆえに 色々面倒ではないか、と思うかもしれないが、父はマイクで息子はマイキーとニックネームにするなど、同じ名前でも普段の呼び名を変える場合が多い。時代を経るごとに新しい名前も出てくるが、アメリカでは代々伝統的に同じ名前や典型的な名前をつける家庭も多い。JackやTom, Johnなどがそうだ。ロシアに滞在した時もよく似た事が行われているのを実感した。
聞いたこともない新しい名をつけるよりは、むしろ誰もが知っている祖先から引き継がれた名前を子供につける方があるべき姿だ、という考え方である。
子供ドレス

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