自然に囲まれたNY北部に住む日本人が、現地の習慣や価値観等、日本とのあらゆる違いを紹介します。アメリカ留学、移住、旅行等、アメリカに興味のある人向けです。

メリークリスマスと言わないアメリカ人

アメリカでは年末の時期にメリークリスマス(Merry Christmas)と呼び合うのは多数派ではない。昔は、皆そう呼び合いクリスマスを祝ったが、近年アメリカではハッピーホリデイズ(Happy Holidays)と言い合う方が一般的だ。
理由は、皆が皆クリスチャンではなく、無宗教者もいれば、ユダヤ教、イスラム教、仏教信者等様々いるので、一様にキリスト誕生を祝う意味でメリークリスマスというのは正しくない、というのが理由のようだ。
相手がキリスト教信者であると知っているならばメリークリスマス!、と言うが、そうでない場合や分からない場合は、単にハッピーホリデイズ!と言い合うのが一般的である。だからと言って私はクリスチャンではない、と怒ってくる人はいないだろうが。
例えば私のようなアメリカ在住のアジア人等は、彼らからすれば何の宗教信者なのかより分かりづらいようで、ハッピーホリデイズとよく言われる。言い方は変わっても、クリスマスは祝日で休みである。それはこれからも続いてほしいものだ。
プレゼント・ギフト

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日米の店員の違い

日米の店員の特徴に関して感じる事だが、日本の店員は客に対してサービス精神が強く、親切丁寧という印象がある。一方でアメリカの店員は、日本に比べると概して雑で、お客様は神様です的に接する精神は日本のより劣る。
しかしアメリカの店員は日本のよりずいぶんフレンドリーではある。レストランなどでは、客と気さくで和やかな雰囲気になるように接してくるし、世間話をする事もある。銀行の行員も、私の義理の祖父が亡くなった事を新聞の死亡記事で知り、私が行ったらお悔やみの言葉を言ってくれたりする。
日本の店員は仕事を始めれば、プロ意識のスイッチがより強く入るような感じで、クールで事務的機械的な感はあるが、一歩二歩先を読むようなサービスや心遣いをしてくれる。アメリカでは、家にいる時の気分でそのまま仕事を始める、というと言い過ぎだが、よりラフで、接しやすく、友達や協力者感覚で接してくる。人により受け止め方に好みはあるにしろ、今までの経験から、大体上記のような違いがある気がするのである。

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写真撮影時の日米の違い

写真を撮る際、アメリカ人はたいてい微笑んだ顔をする。それは運転免許証や、パスポート写真、家族写真等でも顕著に見る事が出来る。
日本では、まるで不機嫌とでも言うような、無愛想な顔して撮るのが普通だが、アメリカでは頬の筋肉を緩め微笑み、中には口を開けて明らかに声だして笑っていそうな写真も多い。
これは日米価値観の大きな違いの例の1つかもしれない。アメリカで写真を撮る際は微笑むのが普通である。寂しい顔して撮るよりは、楽しそうに撮ろうとじゃないか、というシンプルな理由であって、アメリカに来たら周りがそうしていたから自分もそうなって行った。いい感化だったと思う。
例えば元メジャーリーガーの野茂英雄が、日本の近鉄時代に撮った野球年鑑での写真は、他の選手らと同じく無表情だったが、アメリカのドジャースに移籍後に撮ったプロフィール写真では、歯を出して明らかに笑っている。郷に入りては郷に従えである。私も野茂と同じで、アメリカに住んでからは、カメラの前では自然と笑みになる。そして妻の学生時代の卒業アルバムを見ると、ほぼ全員見事に微笑んでいた。

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アメリカで見る日本車

アメリカでよく見る日本車はどんな車か?
普段運転していてよく見かける日本車を書いてみます。
トヨタでは、Camry, Corolla, Sienna, RAV4, Yaris, Highlanderはよく見る。その中でもCamryは見かける頻度が高い。妻の母もカムリだ。確かに高級感あって、音も静かで燃費もよく、乗りやすい。
日産では、Altima, Sentra, Maxima, GT−Rをよく見る。ホンダでは、Accord, Civic, CR−Vをよく見る。AccordはトヨタのCamryと同様、見る頻度が高く、大衆車であるがやや高級的イメージで見られているようだ。
他に、三菱のLancerやスバルのImpreza, Legacy, Forester等も時々見る。アメリカで見られる、日本車とその他全ての車の割合というと、私の印象では日本車3〜4割と言った所だろうか。アメリカの大手メーカーや、韓国のヒュンダイや他国勢が多い中、日本車は多く見られるのである。
なお、軽四のような非常に小さい車は、アメリカでは滅多に見ない。アメリカ人の体自体大きいし、遠距離走る事が多い事も理由と思いますが、ピックアップトラックのような、巨大なトラックも大変人気で、70を超えた高齢者でもそんな車を運転するのをよく見かけるのである。

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日米のタクシーの違い

アメリカと日本のタクシーの違いについて書いてみる。私の印象を一言で言うと、日本の方がずっといい。
アメリカのタクシーは、今でも基本的に客が自分でドアを開ける。自動ドアを期待して立ったままだと早く入れと言ってくるだろう。
また大きな違いに、タクシーが汚い。シートはしばらく掃除していないのが明らかな程で、外観も、汚れていても傷ついたりへこんでいても特に気にしているようでもない運転手もいる。
身だしなみも、私服で結構だが、着古した家で着るような服で、シートベルトもしない者もいる。
そして特に大都市に行くほど、運転手は横柄になるように思えてならない。急ブレーキ急発進も普通にするし、現金がそれほどなかったため、クレジットカードでもOKというから乗ったのに、支払い時、機械壊れているから現金払いのみだとやや逆ギレする運転手もいた。
もちろんアメリカでも親切で人情味ある運転手もいるが、清潔感ある車内で、安全運転でかつ低姿勢の接客をする日本のタクシー運転手の方が、全てにおいて優れているような気がするときもある。彼らにこそチップをあげたくなる程である。

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アメリカのフリーマーケット

アメリカでは、個人によるフリーマーケット、いわゆるガレージセールがとても盛んに行われる。週末になると、個人宅の庭や駐車場に様々なものが陳列され、通りがかりの人もよく訪れる。
近くの交差点や電信柱に、ガレージセールと書かれ、住所と時間とともに記した看板をよく見かける。
服だけでなく、靴、食器類、電化製品、子供用品、本など、中古品であるが概して値は安く、言い値でその場で売買できる。
別に新品でなくても構わないならば、こうしたガレージセールは便利である。またまれに、すべて無料なる、Flea MarketならぬFree Marketとして売り出す場合もある。夫が軍隊で外国へ出兵し、妻子供は実家に戻ったり、離婚等の理由で、引っ越す日が迫っている家庭では、早く引き取ってほしいために全て無料にする事もある。私はそういう所で、スーツケースや銀食器を無料でもらった。売り場である駐車場に車が止めてあったので、これは無料か?と冗談で聞いたら、これ乗って引っ越すので車はダメね、と笑われたが。
ラルフローレン子供服ベビー服専門ショップのラルファニア

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