自然に囲まれたNY北部に住む日本人が、現地の習慣や価値観等、日本とのあらゆる違いを紹介します。アメリカ留学、移住、旅行等、アメリカに興味のある人向けです。

アメリカでの番地の付け方

アメリカでは、住所の番地の付け方は分かりやすい。日本の住所では、地図を見ると1番地はこちら、2番地はあちらと、まるで適当に番地番号を振り分けられているかのように見え、隣の家の番地も連番でなく規則性がないように思う時がある。
しかしアメリカでは、非常に単純である。道を挟んで、片方は奇数番号、反対側つまり向かいの家は偶数番号がつけられる。道番号と言った方がいいかもしれない。
交差点など、その道の始まりから番号がつけられる。1の道番号の付いた家のお向かいさんは2、その斜め前のお向かいは3、その斜め前のお向かいは4、となる。連番の住所が道を挟んで続くので分かりやすい。
地域によって、スタートが1でなく100からであったり、次の交差点からはそれまでが170などまだ途中でも、区切りよく200から始まったりする。また、たいてい家や建物の入り口にはその番地に当たる番号が大きく掲げられており、車で道の左右の建物にある番号を見て行けば、連番になっているのが分かる。そのため日本のそれとくらべると、迷子にはなりにくく、目的地の道にさえ着けば、あとはその道のどちら側が奇数か偶数かをみて、目的地番号のある片側だけを見ていれば、連番になっているのが確認でき、難なく目的地に着く事が出来る。